次バイクへの要求仕様など
現在Multistrada1200を所有しておりますが、このブログを始めた段階で次のバイクを何にするか調べているところです。
オフロードバイクというジャンル
Multistrada1200はアドベンチャーですが、実際はオンロードメインのバイクでありお世辞にもオフロードを走りやすいとは言えません。
北海道一周したけど、林道は怖くて走れなかった・・・。
理由は様々ですが、次のバイクはよりオフロード走行に適したバイクにしようと考えています。
オフロード走行で求められる性能
オフロード走行をするうえで大事な要素は下記のとおりと考えています。
- 車高(最低地上高)が高い
オフロードでは丸太などの障害物を越える必要性から、障害物がボディに当たらないように車高が高いほうが有利となります。
オフロードバイクは他のジャンルと比べても車高が高くなっており、さらにタイヤのホイール径も大きいため最低地上高が高いです。
- 車重が軽い
オフロードでは転倒することを前提に走るため、引き起こしが楽な軽いバイクのほうが有利となります。車重が軽いことで転倒時の衝撃も小さくなるためバイクが丈夫になります。
- サスストロークが大きい
オフロードではアスファルトと異なり大小様々な障害物を越えていくことになり、バイクが受ける衝撃が大きくなります。
特にジャンプなんてしようものならバイクは大きな衝撃を受けサスが限界まで縮んでしまい、バイクが故障する原因になります。
前後のサスストロークを大きくとることで、大きな衝撃を受けてもタイヤとサスで吸収することができます。
- オフロード用のタイヤ
オフロードではアスファルトと異なり路面とタイヤとの摩擦が小さくなりますので、タイヤが空転しないようにブロックタイヤを履くほうが有利となります。
Multistrada1200は上記の性能を満たしているか?
これは主観よりも比較して示したほうが良いと思いましたので表を作りました。
車種 | 最低地上高 [mm] |
装備重量 [kg] |
フロントホイールトラベル [mm] |
タイヤ性能 |
Multistrada1200S | 180 | 232 | 170 | スコーピオントレイル2 |
YZF-R1 | 135 | 206 | 120 | オンロードタイヤ |
SEROW250 | 285 | 130 | 225 | ブロックタイヤ |
YZF-R1(YAMAHA)は代表的なオンロードバイク、SEROW250は代表的なオフロードバイク。
Multistrada1200はどうかというとまず重量は重い、最低地上高とホイールトラベルは中途半端です。
スコーピオントレイル2というタイヤを履いていますが、これはオフロードも走れるオンロードバイクという触れ込みですが、オフロードを走りたくなるタイヤではないです。
このような中途半端な性能のせいでオフロード走行の難易度は高く、気軽に走れたものではありません。
次バイクに求める性能
- 優先としてはまず何よりも重量が軽いこと。
- 長距離ツーリングもそれなりに快適であること。
- オフロードバイクであること。
次はまじめに林道を走りたいのでオフロードバイクが欲しいですが、遠方の林道に自走で行きたいので250ccでは厳しい可能性があります。
ビッグオフロードというジャンル
では大型バイクカテゴリにオフロードバイクはないかというとそうではありません。
しかし、「ビッグオフロード」と検索して出てくる情報はアドベンチャーバイクが大半となっており、それらしいものはありません。
それもそのはず、現在400ccを越えるオフロードバイクを作っているメーカーは少なく、日本で入手できるものは690 Enduro R(KTM)か701 Enduro(Husqvarna)しかありません。
ということで現在、KTMかHusqかのどちらかのバイクを検討しているところです。
690 Enduro R(KTM)
701 Enduro(Husqvarna)