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ビッグオフロードの比較とHusqvarnaについて

690 Enduro Rと701 Enduroの比較

次のバイクとして690 Enduro R(KTM)と701 Enduro(Husqvarna)を検討しているため、まずはスペックなどを比較してみる。

701 Enduro(Husqvarna)

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690 Enduro R(KTM)

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車種 半乾燥重量
[kg]
出力
[kw(hp)] / [rpm]
トルク
[Nm] / [rpm]
ボアストローク
[mm]
サスストローク
[mm]
燃料タンク
[l]
価格
[JPY]
701 Enduro(2017) 145 55(74) / 8,000 74 / 8,000 105 × 80.0 275 / 275 13 1,300,000
701 Enduro(2016) 145 49(67) / 7,500 67 / 6,500 102 × 84.5 275 / 275 13 1,300,000
690 Enduro R(2015) 143 49(67) / 7,500 67 / 6,500 102 × 84.5 250 / 250 12 1,200,000

※表に記載していない数字のほとんどは同じ。

表からわかるように数値上ではほとんど差はない。それもそのはず、メーカーは違えど701 Enduroは690 Enduro Rを基に作られているからです。

では数字以外の違いは何があるだろうか。

701 Enduro(2017)はduke 690(KTM: 2016)のエンジンを採用している

690 Enduro Rで採用されているLC4エンジンはDuke 690(KTM)でも採用されており、そのDuke 690が2016年モデルでフルモデルチェンジをし、エンジンが新しくなった。

701 Enduroは2016年モデルでは旧LC4エンジンを採用しているが、2017年モデルではDuke 690(2016)と同じ新LC4エンジンを採用している。

新しいLC4エンジンは様々な面で改良されており、数値以外の目立った部分でいえば、

  • エンジンの振動軽減
  • 燃費の向上
  • メンテナンスサイクルの向上

等、ユーザーにとっても良いことだらけであり、これだけでも701 Enduroを選択する理由になる。

690 Enduro Rの今後が現時点で不透明

Duke 690の2016年モデルでエンジンが新しくなったことにより、690 Enduro Rも2017年モデルでフルモデルチェンジをするかと思われたが結局現状維持となり、代わりに701 Enduroがモデルチェンジして新しいLC4エンジンを採用してしまった。

後に記載するようにHusqvarnaがKTM資本になっているため競合する690 Enduro Rに対するKTMの扱いがユーザーから見てよく分からなくなってしまっている。

そのため2chや海外フォーラムでも様々な憶測が飛び交っている状況になっている。

Husqvarnaについて

スウェーデンのバイクメーカーであるが、ガジバに売却されたりBMWに買収されたりして現在はKTM傘下となっている。

資本がコロコロ変わるのはバイクメーカーとしては珍しくなく、他にもMV Agusta等も同じような状況ですね。

KTM傘下となったことでHusqvarna Japan(株)はすでに無くなっているが、それを勘違いしてHusqvarnaは日本法人を持っていないため現在日本で販売されているものは全て並行輸入品であると主張する人がネット上で結構見かける。

KTMがわかりやすくしていないことが問題であるが、HusqvarnaはKTMの1ブランド扱いであるため、KTM JapanがHusqvarnaの日本法人になっている。広報・販促などはKTM JapanのHusqvarnaチームが担当しているわけである。

KTM Japanには記載が一切ないがネット上にKTM JapanがHusqvarnaチームの中途採用を募集していた形跡が残っていることからもわかる。

ディーラーはHusqvarnaと共に歩んできている

バイクを購入するときに最も気を付ける必要があるのはディーラーだと思う。

悪いディーラーに当たると対応が悪かったり工賃が無駄に高かったりと、下手をするとバイクが嫌いになりかねない。

私の家から近いディーラーとしてはHusqvarna東名横浜であり、話しやすい店長に話を聞くとBMW資本の頃には既に取り扱いを始めていたとのことである。

長いことHusqvarnaのバイクを取り扱っていることから整備については何も心配する必要はなさそうである。

東名横浜でバイクを購入した他のブログの内容を見ても特に問題がなさそうである。

懸念する点としては店長一人で整備をしているため、サービス関連の納期に時間がかかってしまうのでは?と思ってしまう点である。

そのためBMWやHarleyのディーラーのように完全にお客さん気分で対応を求めても無駄で、ある程度ユーザーの協力を求められる可能性はある。

そんなことは特に問題ないので今度試乗しに行ってみます。